レッスン規約の役割とその効果。何を書けばいいかまとめました。

ピアノ教室を始めるにあたって、生徒募集の前に考えておきたいのがレッスン規約の内容です。

これがあるとないでは、「雲泥の差」があると言っていいでしょう。

これからピアノ教室を始める方は、レッスン規約作成は必須です。

そもそも私の場合、レッスン規約という発想がない状態でピアノ教室をスタートさせ、後追いのように作ったクチです。ですので、今までレッスン規約は特にないけど、でもあるとやりやすいのになぁと思っている方でも今から作っても大丈夫です!

ピアノ教室レッスン規約の役割

スポーツクラブを利用したり、図書館を利用したり、普通の生活の中でも「利用者規約」というのがありますよね。ピアノ教室にもいろんな生徒さんがいらっしゃいますから、ピアノ教室におけるレッスン規約の役割というのは

お互いにトラブルなく、楽しくレッスンを受けていただける環境を提供するするため

にあると思います。

他の規約などを見ると、字が小さすぎて正直全部目を通したりしてないですよね(笑)自分の教室の規約がそういうことにならないように、見やすく、必ず目を通していただける工夫も必要です。

レッスン規約には何を書けばいいの?

まず、ピアノ教室を始めるにあたって考えたい事は

・生徒さんにとっても自分にとってもレッスンがしやすい環境を作る→レッスンしにくい障害を取り除く

・今ある問題点、または問題になりそうなことってなんだろう?改善したいことはなんだろう?

というところからスタートします。

レッスンしにくい障害ってどんなことかな? と考えた時、例えば、時間に遅れる、またはレッスン日を忘れてこなかったりすることがあると困りますよね。そんなことをだだーっと箇条書きにメモしていきます。

そういう問題点をどうしたら回避できるか?考えて回避策をメモしていきます。するとおのずとそれが規約に書くべきこととなっていきます。

これから初めてピアノ教室を開くという方は、どんなことがトラブルになりやすいか想像しにくいですよね。本サイトに例としてまとめてあるので、参考になさってください。実際にレッスンをしていく中で、もし規約に追加したいことがあったら、翌年にまた改訂版として配布するようにするといいと思います。


参考
レッスン規約を作りましょうPiano Life 〜ピアノ教室を開こう〜

どのタイミングでレッスン規約を渡すか

理想的なのは「入会時」に規約を渡すことです。

体験レッスンをしている間や、いったんご自宅でよく読まれてから納得していただいて入会するかどうかを考えていただけるからです。すると、ルール違反上等の困った方の入会は避けられます。

私のように、これまでそういったものがなくて突然の形でお渡しする場合もありますよね。この場合「急にルールが作られた」と戸惑われるんじゃないかとけっこう神経を使いました。

まず時期としては、年度替わりの4月などに配布することを目指して作成するといいと思います。

レッスン規約の効果

レッスン規約をお渡しするようになってから、すごく仕事がしやすくなりました。ピアノの先生にとって、ピアノで教えることに集中できないような問題を抱えるのは非常にストレスを感じます。特に私などは最初は規約もなく、ガイドラインも曖昧ですごく苦労し、とんでもなくストレス満載でしたので(ルールを作らなかった私が悪いのですが^^;

ピアノ教室の振替レッスンはありかなしか?

このレッスン規約を作って配布してからの効果は得意大きく感じることができました。規約なしの時代も経験しているので、規約があるだけでこんなにも違うのかと、保護者のご協力をいただいているという安心感はとてもありがたく感じます。規約の範囲で、全力でレッスンに集中することができるようになりました。

もし何か、問題があれば規約にそって説明できるので理解していただきやすいので、教室を自分を守るものだと思っています。

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