こんにちは!marbleです。
ピアノの先生の中には、演奏者としてご活躍さている方もいると思います。発表会での講師演奏でステージに立つという先生もいますよね。
ステージに上がる時に、ベストなコンディションで、そして最高のパフォーマンスができるようにしたい!と思うことも多いのではないでしょうか^^
今回は、昨年知ったとてもためになった本をご紹介しようと思います。
本番で演奏する時に緊張しない方法が知りたい!
こちらの本です。
もっと音楽が好きになるこころのトレーニング」
(大場ゆかり 著 音友)
お友達の先生にすごくおすすめされた本です。私は演奏家でもないですし、人前で弾くのは自分の発表会の時や、バンドのライブくらいなのですが、だからこそなおさら緊張もするわけです。
昔のムジカノーヴァの「あがり」からの脱出の特集されたものをいまだに大切に保管しているくらい毎度熟読しています(笑)まだ小さいサイズの雑誌だった時代のむかーしのやつ。
演奏会でベストパフォーマンスをするために
どんなに練習を積んでも、消えない緊張。
先生となると、リラックスしよう、ベストパフォーマンスをしようというものを阻害するのが、生徒さんの前で先生としてちゃんと演奏しなければならないというストレスもありますよね。
先生だから、練習も仕上げ方もちゃんとできるわけですがメンタルのコントロールはやはり難しものです。
この本の中にもありますが、「結局気持ちの問題」として、わかってはいるけれど、でもそれをどうしたらいいかわからないのが本音です。この部分が「ブラックボックス化」されていて、対処法がわからないまま自己流でなんとか乗り越えようとしてしまいますよね。
この本では、その「ブラックボックス化」している部分を心のトレーニングによって、具体的な方法でメンタルをコントロールをする「スキル」として身につける、という見解で書かれています。
心って見えないものだからこそ、方法も漠然としているように思っていましたが、ちゃんと具体的な方法がある、というのはとても目からウロコでした。
普段のレッスンにもピアノ講師としてのメンタルにも効く
音楽家を対象にしていますが、これはふだんからの自分のメンタルを鍛えるためにもすごく役に立つなぁと思います。
ピアノ教室は、先生一人がすべて管理しなければいけませんよね。
先生は、いつでも笑顔でいたいし、どんなメンタルの生徒さんに対しても、動じずに応対できる心のゆとりと対処法を持っていたいと思いますよね。
先生の心がつぶれてはどうしようもないわけです。そんなとき、ピアノの練習をしながら自分が先生としての普段のイメージも少しずつ良い方へ変えていけるとしたら、すごくいいですよね!
私は、あいにく自分の発表会の後にこの本を知ったので(笑)そのスキルを磨くことなく自分の発表会に出ましたがこの本に書いてあった、
キューワード(やる気の出る言葉、集中を高める言葉)
セルフトーク(自己会話。声に出したひとりごと)
はしていたんだ!と後からこの本を読んで気づきました。
演奏会のみならず、いつでも自分に自信が持てるようになりたい人のための一冊だと思います^^