ピアノレッスン時のけじめのつけさせ方

こんにちは!marbleです。

今日は、小さい子のレッスンについて少し語ってみようと思います。小さい子のレッスンって
「レッスンが始まる!」
って思っただけで、テンションが上がって落ち着きがなくなる子っていますよね。特に出張レッスンの場合は、レッスン場所が生徒さん宅なので大変です。

生徒も緊張しているんだ

出張レッスンでは、うちに生徒が来てもらうのとはちょっと状況が違います。
生徒にとってはまさしく「ホーム」なのでリラックスして、その子の「素」を出してくれてレスポンスもいいのも特徴かなと思います。

たまに、自分のお気に入りのおもちゃやぬいぐるみを持ち込んでレッスンしようとする生徒もいます。

本来ならば、けじめとしてそういうのは一切持ち込ませたくないな、というのがピアノ講師の心理です。リラックスしすぎてしまうと、ふざけちゃうので^^;

一方で、

「何かを先生から習う」

という経験が人生で初だという子によっては、顔ではニコニコしていても、内心不安なんだなとも思うんです。楽しみでテンションも高いけど、不安と緊張感も持っているんだなと感じます。

コミュニケーションスキルが高い子だったとしても、室内に大人と1対1という状況は自然と心理的圧力を感じさせていると思います。こちらも教える気満々なオーラも出ているでしょうし(笑

たぶんそれぞれにドキドキしていると思うんです。
そんな時、自分が慣れ親しんでいる小さいものが一つあるだけで安心するんでしょうね。

 

レッスンのけじめのつけ方

そんなとき、私は本音ではダメと言いたいのですが、こう生徒に言いました。

「持っていってもいいけど、机の上とかピアノの上に置くだけで触らないってお約束できたらいいよ。ピアノのレッスンをおもちゃさんにみててもらおうね」

と言って持って行くのを許可しました。

一見、けじめがないじゃんと、思いがちですが

「先生とお約束をさせる」

ということでけじめがつきます。

毎週違うものを私に紹介したくて持っては行くけど、レッスン中に一回も触ったことはありません^^

集中を切らせないように30分レッスンするのはひじょーーにしんどいですが、出張レッスンでは特に、自分のうちでのレッスンのよさを保ちつつ、特別な30分なんだよ、という環境づくりがすごく大切だと思います。

自宅の生徒は、家を出た時点でそういう心構えでくるのでまったく違うんです。本心が見えないわー(;・`д・´)ということも。逆にこちらからリラックスさせようと心がけてるかもしれません。

興味深いですよね。

 

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